今週も「百木田家の古書暮らし」が読めたよ!

「百木田家の古書暮らし」第2話が読めたよ! 今月は毎号読めたし、次の号、つまり新年早々第3話が読めるようだよ!(なお、雑誌巻末の次号予告では第2話と痛恨の誤記)。

 

grandjump.shueisha.co.jp

 

内容は古書店について、登場人物のこれまでについて、これからについて。結局のところ、主人公であろう二実にだけ悩みがなかったという衝撃の展開。はやく古書店営業の知識が身につくとよいですなぁ。古書組合が手引きしてると思うんですが。

 

koshokanagawa.livedoor.blog

 

古本屋ですか、いいですね。春陽文庫の古いのは安いと買いますね。読まないのに。なるべくミステリか秘剣モノにしてはいますが。あと創元SF。ヤケてるくらいのが読みたい感じがします。「バーナード嬢」でも似たような話があったのを思い出します。アイテムとしての古書。どうでしょうか。北鎌倉駅近傍の古書店の方。

今回の第2話にも、こういうやっかいな古書ジジイが出てきたので、こういうやっかいな人がきたら逃げてください。どうせワゴンの均一しか買わないのに、古書知識をひけらかすのカッコ悪いですよ。はい。

 

作中で二実が抱きしめているのは「libro ilustrado flores 」、作中での言及のとおりスペイン語のようです。実際にある本なのかな……。古書モノですと、このあたりが面白い。実際にある本なのか、ない本なのか。すくなくとも最後に出てきた「普世久講」は架空の人物のようですが(google検索の結果)。台湾経由の本なのでしょうか。同じく集英社の「R.O.D TV」を連想させる展開です。逃げるんです、本ってやつは! ですよ。ところで最終巻はいつ出るんですかね。

とにかく、ここまでで、前番頭が抜いていった本の行方はどうなったのか。謎の文庫、文学、版画に、謎の別れた夫と先輩と、いっぱいいっぱい謎が出てきていますが、はたしてこれからどうなることやら。

どれが本筋になるのかドキドキです。あと、冬目先生の色紙の懸賞があったり、やたら答えるのにしんどいアンケートがありますので、ぜひ本誌を購入しましょう。ふなつかずき先生の読み切りがめっちゃよかったですよ。