終焉のラッパ このラノ2023かんそうぶん。

このライトノベルがすごい!2023」が発売されました。安心のブックガイド。あとは文庫の王国を待っています。

 

tkj.jp

 

ランキングは1位と2位が僅差。本当に僅差。2位の「チラムネ」がすごいっすわ。「よう実」はやっと1位に。差し切った。Web投票1位なのだから、読まれて1位。アニメ2期にも触れてやってほしい。

 

事前の私の雰囲気としてはガガガ一強かと思ってましたが、トップ10は、MF,ガガガ、電撃、スニーカー、ファンタジア、GAと、強いのは強い結果に。新作は協力者、既存作はWeb投票で強い。くっきりしてるな、と毎年の感想。

が。

今年は、この結果発表の後作家先生からの打ち切りの発表が相次ぎ、「このラノ」で取り上げられても打ち切り(そんなのとっくに決まっているとしてもだ)、だとするなら、ランキングにひっかかりもしない諸作は、延々打ち切り山に積みあがってゆくわけで、生き残った作品との差とはいったいなんだったのか。「マンガヤ」を思い出しますな。もしくは「銀の匙」。

 

とりあえず、インタビューは全部読み終わったので、作品紹介、コラムなんぞを読み進めるとしましょう。このラノ読むのに時間がかかる。

「すずめの戸締り」と

映画「すずめの戸締り」を見た。

 

見終わった最初の感想が「いい映画なんだろうなぁ」だった。確かにラストに続くシーンを泣きながら見ていた。理由なく泣けた。いや、理由はある。ただそれは誰にも言えない。

映画は、始まって数分でもう面白いし、ものっそい速さで、あっという間に東京破壊衝動へと突き進んでゆく展開は痛快だった。

「天気の子」はどうしようもなく世界をめちゃくちゃにした物語だったけれども、「すずめの戸締り」は、数人以外にはなにも起こっていない。いや、そうではなくて、現実で起こった後の「戸締り」についての物語なわけで、このあたりの地続きさについて、なにかを言うのをためらってしまうからか。

 

あと、もう、たぶん、フリーク向けの埋め込まれた情報を一切拾えていないから、拗ねてるんだろうな。面倒くさい人だ。

そして、その私は、パンフレットの最後のスタッフ一覧の文字が小さすぎて読めなくなっていました。

メガドライブミニ2ガ、マルゴト、ヤッテクル.

メガドライブミニ2が来たよ。メガドライブ2ミニとは違うんだ。

 

sega.jp

 

めちゃくちゃ小さいのに驚く。使い勝手とか全部無視して、極限まで小さくするとどれくらいになるんだろうか。

現役当時も買った機械だし、今でも稼働中の機械です。6ボタンが操作しやすくて、2ばかり使ってました。でも、当時でもヘッドホン端子は欲しかったなぁ。コンソレットっぽいじゃないですか。

今回は60本のゲームを内蔵。すごい。そんな急に遊びきれない。とりあえず3日かけて、半分くらいは1プレイしました。1プレイとカウントしないゲームは後程。ルナとか。

 

中でも拡大縮小機能のセガマークVのスペハリとスペハリIIが面白い実験でした。メガドライブは、ハード開発中に回転拡大縮小を実装しようとしてたと思うんですよね。そうじゃないのに、本体同時発売が「スペハリII」と「スーパーサンダーブレード」なのは、悲しいじゃないですか。いきなり性能限界を見せられるわけですよ。すごい、すごいんだけど、拡大縮小はやっぱり家庭用じゃむりか~! って。

今回の仮想ハードセガマークVは起動ロゴが作りこんであっておもしろい。あと、やっぱり、家庭用SYSTEMIIが必要だったんだと思いました。回転拡大縮小+PCM音源。

スペハリIIはぜひ遊んでほしい。特に当時がっかりした人には。私です。スペハリはさすがの移植度。できることは全部やった感じの移植です。前回の「ダライアス」といい、これが出てたら歴史は変わった……かな。ファミコンとの差はますます開いたでしょうね。時代はドラクエIIIすなわちRPGだったので、どうなったかは本当にわからないです。で、そのセガのRPGであるところの「ファンタシースターII」なぁ……。セガはゲームは難しければ難しいほど面白いと信じてる節があります。今回はイージーモードがあるので安心。基本的に全ゲームすぐセーブができるので遊びやすいのがすばらしい。「エイリアンソルジャー」でも安心。

 

まぁ、そんな感じで、ひとまず「ソーサリアン」に取り組み始めました。多分、来年の今頃全シナリオ終わってると思います。あのパソコンサンデーでおなじみ「ソーサリアン」がゲーム機で遊べる! なるほどさっぱりわからんな! を思い出します。現在公開中のオンラインマニュアル読んでもさっぱり判らん。攻略本必須なので、ネット上の攻略サイトを見るしかない。ほんと、当時はどうやってクリアしたんだろう。「ドラゴンスレイヤーIV」をクリアできなかったのは覚えているんですが。「ロマンシア」も試行錯誤の末にクリアしたもんなぁ。「消えたプリセンス」もクリアしたんだよなぁ。当時の自分はどうやって進めていたんだろう。

 

とりあえず「ソーサリアン」は不老不死パーティを作るまでは進めます。正直に言うと、まだメガドライブミニの「ハイブリッドフロント」「ラングリッサー」「ロードモナーク」終わってないんだよな……。嘘です。終わったのが「モンスターワールドIV」と「魂斗羅」の2つだけです。まぁ、終わりがないのもあるので終わりとは何ぞや、とも思いますが……。

 

メガドライブミニ2はメガCDゲームも遊べるので、いったん遊び終わり! と言えるまで果てしなく長いです。メガドラミニの収録作と比べると、家庭用ゲームの流行の変遷が体感できるようです。長大化が止まらないんだなー、と。その潮流は今まで続くわけですが。「ポピュラス」てめーは別だ!

 

そんなわけで、なんとなく「三輪サンちゃん」で遊んでしまいます。お花を集めるのが「ガールズガーデン」っぽく、ゲーム画面は「ラリーX」っぽい。妙な動きが楽しいです。動かして楽しいゲームは楽しいですね。

それはあこがれを載せて今日も走る

夏アニメ「リコリス・リコイル」と「エンゲージ・キス」が同日(?)に終わった。

どちらも毎回毎回を楽しみに、視聴中は他にはなにも巻げずに済み、十二分に楽しめた。

 

第一の感想で。

リコリス・リコイル」の登場人物たちの関係性に憧れて楽しめた。

「エンゲージ・キス」は、けっこう前の自分だったら主人公たちの関係性に憧れただろう、と思えて楽しめた。

 

たとえば。

 

ロードス島戦記」が楽しかった、パーンと仲間たちの冒険に憧れた、よりも「リプレイ」でのやりとりに憧れた。私にとってはリプレイあってこそのロードス島だった。

ついでに、今浅く記憶をさらうと、最初に物語世界に憧れたのは「エイリアン通り」だ。主人公(異論を許さない)の翼は英語を話せない小さい女の子だった。それこそ自分と変わりがない。自分のつま先の延長線上に「エイリアン通り」が「ある」のかもしれない。

そう思える。とにかく当時の憧れが過積載に積み込まれたマンガだった。両親が転勤でアメリカに行ける環境がカッコよかった。シャールとジェラールの関係、それをそばで見る翼の視線は、自分の視線だった。思い出は美化されるのが常とはいえ、それを差し引いても「エイリアン通り」に私は夢中だった。のちに、知人にこの話をしたら、翼が憎かったと答えられたのは笑った。あまりに憧れて、翼の位置に自分が居たいから、翼が憎かった、とのこと。それもすごいな。とはいえ、読めば翼に憧れるよね。

 

リコリス・リコイル」はその世界、というか、千束の世間に憧れた。銃弾をよけきる才能、DA登録当初からファーストだったこと(子供用ファーストなんて千束以前も以後も必要ないだろうに)、細かくは愛用の銃があることとか。あと、たきなに溺愛されてるところも。

 

そうとう以前であれば「エンゲージ・キス」のシュウに憧れただろうし、ヒロインたちとの関係性にも憧れただろうと想像できる。特に最終回の大団円のところとか。あと「エンゲージ・キス」の最終回でもOP/EDが通常通りなのすごいです。こうあってほしい。

 

この2つのアニメをみて、そういう気持ちでした。

今月の百木田家と全員プレゼントとモデルグラフィックスと。

今月も「百木田家の古書暮らし」が読めました。そろそろ2巻でしょうか。

先月から急転直下の超展開を見せながらも、相変わらずお父さんが全部知ってるのに全然やる気出さない展開が、二実ちゃんの心労を忍ばせます。たまに帰国して何をしでかすかな、このおやじは……。

この急転の雰囲気は「幻影博覧会」を連想させます。連作ミステリでありながら、終始不穏な雰囲気で、最後にものすんごい終わり方をした「幻影博覧会」。「百木田家」も、この一冊の本をめぐる物語が、超展開を見せるのではないかと、毎回毎回どきどきです。「のんびり群像デイブック」とはいったい……。

 

そんな中、1巻の全員プレゼントの栞が到着。やったね。いくつあってもええですからね。ハル、丹、二実のビジネスジャンプヒロインズの栞です。

「百木田家」は愛されてほしい。いつの日か時間が過ぎて、ヤケた単行本を読み返したいような気分です。

 

そして、今月から連載再開の旧車GIRLSは表紙ですよ! 2021/3号の50回特集もよかったのですが、表紙なのがすばらしい。青のケンメリGT-Rは実在しませんが、CMではこの色だったような気がします(調べない)。

いやー、ケンメリですよ、ケンメリ。暴走族でしょっちゅう見たケンメリですよ。乗ってた人が、ミッションが甘くて走ってると抜けたみたいな笑い話を聞かせてくれたのが思い出深いです(真偽は不明)。GT-Rは走る不動産になってしまいましたが、プラモデルなら安心価格。

ケンメリGT-Rの生産台数ばかりが話題になりがちですが、セブンスGTS-R(以下省略)

 

www.kaiga.co.jp

 

そんな8月でした。

メガドライブミニ2雑想。

メガドライブミニ2の全収録ソフトが発表されました。よくよく見ると、メガドライブミニ2で、メガドライブ2ミニじゃないのね。

 

sega.jp

 

メガドライブミニの収録ゲームは「メガドラといえば、アクションかゲーセンからの移植の激ムズゲームやろ!」って感じだったのですが、今回はメガCDのゲームが収録されるためか「メガドラだって家庭用ゲーム機だったんすわ」って雰囲気に。

私としては「ソーサリアン」「ぽっぷるメイル」がまた遊べるのがうれしいですな。とりわけ「ソーサリアン」。これがナイコン族でも遊べるのがどれほどうれしかったか。パソコンサンデーで毎週、毎週「ザナドゥ」ともども名前だけ出てくるゲームだったような気がします。戦国ソーサリアンとかピラミッドソーサリアンとか。TAKERUが黒歴史なわけないだろ!

 

拡大縮小機能つきメガドライブだったらの「スペハリII」もイカス。なんつーか、メガドライブ発売と同時に「スペハリII」「スーパーサンダーブレード」が出たんですが、いきなり機能の限界を見せられたような気になったものです。無茶が過ぎる。スプライトの拡大縮小はメガドライブ発売当時ではかなり先端機能だったように思います。ゲーセンでシステムIIの「アサルト」「オーダイン」に目を奪われました。メガドライブでも「ガンスター」は拡大縮小はやってたような記憶がありますが、なにかのトリックなのかもしれないです。いや、とにかく「ガンスター」はほんまスゴイので……。

 

2019年発売のメガドライブミニのゲームですら、まだぜんぜんクリアしおえてないのに(コラムスばっかりやってるから)、ゲームが追加されて、しかも今回は全体的に長時間のゲームが多い目。ゲームセンターCXみたいに1日でクリア! みたいなゲームって格ゲーくらいかな? 「コラムス」のクリアってなんだ。外回りの最中に、100円で半日つぶせたらクリアなのか。

 

アドバンスド大戦略」については各自でどうにかするように。

「タイムリミット・ガールズトーク」がおもしろかったよ

コミックゼノン8月号掲載の「タイムリミット・ガールズトーク」が、好きな要素過積載でとにかく面白かったんっすわ。ツイッターとか検索してもなんも引っかからんのが不思議で仕方がない。

 

comic-zenon.com

 

いつの日か掲載されるだろうから、上掲アドレスを監視しておけ。

 

あらすじ。

八重樫朝子(29)はなんとしても30前に正社員就職したいと今日もハローワーク詣でにいそしむ。ある日、偶然に隣のブースで「上司を殴ってやめたんすわ」と聞こえてきたので、ちょっと隣を覗いてみると、そこにいたのは、高校の同級生種子島芽依で、向こうは一目で、八重樫じゃーん、と間を詰めてくる。

再就職のタイムリミットがある中で、ふたりの休日がはじまる──。

 

ふたりが無職の時間を楽しんでいるのが、微妙な距離感だったり、女性ならではのやるせない雰囲気であったり、再就職の動機とか、いろいろ気持ちの間合いが、読んでて、こっちの気持ちがぐらぐらします。大人だから、就職で蓋をした気持ちがあるからとか、八重樫さんの気持ちが恐る恐る近寄って行ったり、慌てて間を開けたりと、ぐらぐらしてるのが、このジャンルのマンガを読む醍醐味を十分に味わえます。

相対する種子島さん。高校時代に八重樫さんとは対極に位置していたのだけれど、それも今となっては、もう他人の気持ちで、あの時の思い出話をつらつら語るシーンが「こういう人」には自分事のように読める(少なくとも私にはそう)ので、胸がつまりますな。

そのふたりで迎えるラストシーンが、これ! って声が出るほど満額回答だったので、もう夢中で読み終えられました。

 

なんとかすればコミックゼノンごと読めるはずだから、なんとかして読め。これには、それだけの価値がある。