「終わりから始まるクロニクル」オンラインの夜

ストーリーテリングゲーム「終わりから始まるクロニクル」をオンラインでプレイした。

www.unjyou.com

作者の紹介が最も正確であろう。ゲームとはなんぞやの議論は別の部屋でやってください。

オンラインで、用意された2つのシナリオ「ループ」「ミステリ」を遊びました。4人プレイでしたので、12枚のシナリオをひとり3枚担当となりました。ありがたいことに、ひとりゲームマスターを担当してもらえたので、シナリオカードを書くのに集中できました。

 

以下、ざっと今回のゲーム内容のリプレイ。紡がれた物語の内容にはいっさい言及しないTHE美学。

 

1ラウンド(?)はなにも情報がない。つまりは自由に書いていい。のだけれど、たぶん、その自由さは未来の自分に鎖になる。と思ったんだけど、自分以外のプレイヤーにぶっ刺さるように書けばいいんだ、と気づいたので、以後それを基本指針に。とはいえ、固有名詞を入れるのは全体攻撃になるので、自分にもダメージ来るのではなぁ、と回避法を考えながら書いてました。今回はオンラインでもあるため、1枚100文字前後となりました。前後です。単純に考えて、慣れてないと100文字/5分、しかも物語を含ませてはなかなかに難題ですな。

 

2ラウンドは1ラウンドのカードと矛盾しないように書かないとならないため、手元のカードから、その直前が出されたカードを選んで、前を矛盾しないように。と思ったけれども、うーん、矛盾してもいいよなぁ、別に。口で逃げればよかろうもん。つぶしておきたい固有名詞はここで確実につぶす。最後の自由のために。

 

最後の3ラウンドは、あんまり考えるでもなし。こうだよなぁ、とさくっと書き上げてました。

 

ってな感じで、毎回全員がカードを公開した後に一読し、なにがあったんだよ、誰だよお前は、とか言いながら読むのが楽しかったです。結果1プレイが1時間くらい。さくっと終わらんなー。無理か。都合2回プレイしたのですが、どっちもそこそこまとまった話になったように思えました。まる。

前掲の作者のページでも言及されてますが「光より遅く」は私も好きなゲームです。ゲームか? ゲームか?(以下無限ループ) とはいえ、そのうえで、あれって、内容はそれぞれ、参加者だけの秘密で、参加者間でも秘密なのが面白くて美しいと思うんですよねー。みせもんじゃねーぞ、って感じです。見せたい気持ちはわかるんですが、見えないからこそ、特別楽しいんですよね、これ。

はい、解釈違いでした。お帰りはあちらです。ではまた。