ミスボドのゴールデンウィーク

昨日はおなじみのミスボドゴールデンウィーク版。副題「秋山さんと遊ぼう」でした。会場に到着したら秋山さんが「スペースアラート」を遊んでる最中だったはず。そのため受付は「田舎の野菜販売所」方式。会費をさい銭箱に入れる。無人ボードゲーム会なので、オープン会主催者のみなみなさまにおかれましては、今後の運営の参考になればと情報を共有する次第です。たぶん、参考になりません。

 ひっさしぶりにmikioさんに会いましたな。さすが連休。参加者が少ないような。さすが連休。会場がミスボド以外に使ってる組織がめっちゃすくない。さすが連休。蒲田駅の周りも人が少ないような。さすが連休。あと環八通りも車が少ないような。

好天に恵まれて、室内にこもって遊ぶボードゲームは格別です。なんだってちょっと悪いことをしているのが楽しいんですよ。ちょっとだけね。

以下プレイしたゲームの雑感。

・フッチカート

 フリーゼの新作。手札をなくしたプレイヤーが勝利。協力ゲームだったり、相乗りだったり、最後は運と読みだったりと、展開と選択肢が豊富で楽しい。

カードの背が弾幕なのはなぜなんだろう(勘違い)。

・モテねば

超大好きなゲーム。プレイヤーは高校三年間でいかにモテるかを競う。ラウンド開始時のモテパワードラフトが高校デビューを計画するようでもう楽しい。モテトレンド、ほかのプレイヤーのモテ戦略を見合わせて、自分のキャラクターを決めていく。そこはもう戦場なのだ……!

結局、勝ったのは三年間1人の女の子といい雰囲気だったザリオンさんの勝利。私に至っては、ザリオンさんが1年で得たモテポイントに3年かかったので、モテないはずだ。ゲームの中ですら!

あと、このゲームを遊ぶたびに、きたがわ翔の「ときめきメモリアル」評の「高校3年間童貞だってことか! クソだな!」を思い出す。

・電力会社カードゲーム

フリーゼの新作。おなじみ「電力会社」のカードゲーム版。ボードが必要なパワーグリッド構築部分をばっさり切り捨てたデザイン。安く発電所を競りおとし、安く燃料を購入するのが目的となる。燃料の購入衝突がメインのため、風力発電所がかなり有力なんですよね、たぶん。

今回は5人戦。プレイヤー間で発電所の種類があんまりかぶらず、資源が買えない、不当に高いなんて展開があまりなかったような。1回だけ市場に天然ガスがまったく補充されなかったラウンドがあったかな。

勝利点は最終ラウンドの発電力。ルールブックを読んだ時からここだけ疑問だったのだけれど、「電力会社」ボードゲームでも、勝利判定は最終ラウンドの電力供給都市数だったなと思い出した。また、このすべての判断が最終ラウンドでの勝敗決定に収束するのがフリーゼのデザインの特徴、クセなんだなと、思い至った次第。そのため終了条件が規定ラウンド数でないゲームが多いな、とも。

この内容で、安ければ2000円で買える。「グレンモア」並みのお買い得感。

 ・ノブナガ

大好きなんですよね「ノブナガ」。プレイヤーは信長の家臣となり戦功を競う。なのだけれど信長も競ってくる。プレイヤーは協力して信長の得点を阻害し、しかし、出し抜いて得点しなければならない。

今回は5人戦。手札が5枚なので、かならず1枚出せる信長が超強い。結局信長勝利となった。このゲームは4人がちょうどいいよなー。

 

そうそう。ボードゲームで遊んでいると、ときどき遠くから歓声が聞こえた。「格付けチェック」の歓声だ。それが気候とあいまって、ずっと心地よかった。

 

ではまた。