「空電の姫君」は逃げない

今月も「空電の姫君」が読めました。生きててよかった。

なにもかもがトントン拍子にいい方向へ進んでいく回。それもものすごい勢いで。不安になるマオちゃん回でした。

夜祈子さんが失踪しそうでそれが一番恐ろしい。疾走はしただけに。その正体不明のSEのイギリスのおじさんの登場頻度上昇中なのも恐ろしい。猫が長いのも恐ろしい。この先になにがあるのかが恐ろしくて、楽しみすぎる。

とにかく読んでいると「夜祈子は最悪の女だった」の一言が常につきまとうんだ。くるんと世界が入れ替わりそうで怖いんだ。