涙の回 「空電の姫君」第22話かんそうぶん。

今月も「空電の姫君」が読めました。危うい日常。

 

前回の衝撃のメジャーレーベルからのヘッドハンティングを受けての、マオと夜祈子さんのふたりの物語へ。オペラシティで話すふたりの感情の行き違いがさみしく、さみしく荒んでゆく回でした。

そしてなにより! 最終ページのあれ! が!

思い返せば「連続8回連載」との告知からして、不穏ではあったが、いろいろな人が出てきて、物語をほのめかせながら、舞台から消えていくのを繰り返すので、安心していました。

が、しかし。それらは本筋ではない。「空電ノイズの姫君」「空電の姫君」は、マオと夜祈子のふたりの物語なんだな、やっぱり。インタビューで冬目先生がそのように解説していたのを思い出します。

また来月。