まんがでしか楽しめないマンガ大賞

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というわけで、マンガ大賞は「彼方のアストラ」でした。受賞前に突然アニメ化が発表されたりとそういうアトモスフィアはあったように感じます。

読むと感じる違和感、ちょっとした疑問が終盤に丁寧に拾われていく構成はすばらしくおもしろく、また、それでいて伸びることなく完結している点も好ましいです。

と、まぁ、この手の投票モノについての議論については20年以上前にし尽くしたのでもういいです。ノミネートのマンガはちゃんとおもしろいです。

その上で、私がついでに紹介したいのは、この手の賞レースには出てこないだろうし、また、映像化もされないであろう、まんがでしか楽しめないマンガです。

comic.pixiv.net

www.cmoa.jp

mangahack.com

bookwalker.jp

単行本が出ていないもの、出ているもの、完結しているもの。

物語は興味深く、一見読みやすいのですが、扱っているテーマは普遍的な現実です。特別ではない。すぐ隣にある、異世界じゃない、私たちの暮らしていく、現実が舞台です。

伊坂幸太郎の「チルドレン」の一節「ああ、ボクはラッキーだ」を思い出します。

ナムコの「ワルキューレ」の変幻

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 ミロのヴィーナスを眺めながら、彼女がこんなにも魅惑的であるためには、両腕を失っていなければならなかったのだと、僕は、ふと不思議な思いにとらわれたことがある。つまり、そこには、美術作品の運命という、制作者のあずかり知らぬ何物かも、微妙な協力をしているように思われてならなかったのである。
清岡卓行 「ミロのヴィーナス」 

 森岡さんのツイートをみて、清岡卓行の「ミロのヴィーナス」を思い出した。私の中では、ナムコワルキューレは続編が出ていないからこそ、特別な思い入れがあるからだ。大勢が同じ思いだと信じたい。

いまだに続編が出て欲しい気持ちはあるし、それと同じくらい出て欲しくない気持ちもある。たぶん、なにが出てもうれしいだろう。そして、面白いゲームなのかはもうわからない、評価したくない気持ちになるのがわかっている。めんどうくさいったらありゃしない。

それでも、やっぱり、新しい「ワルキューレ」の物語に触れたいと望んでいるのです。

「ワンダンス」がヤバいので今すぐ読まないとヤバい

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気づくのが遅れた。マガポケ/アフタヌーンで連載中の「ワンダンス」がめちゃくちゃ好みで面白くて、平たく言ってヤバい。特にタイトルがダサすぎてヤバい。そこがめっちゃかわいいんだけど。ヤバい。香気がすごい。伽羅なみ。ヤバい。

今年に入ってもうローソンのシュークリームを80個食べた自分に震える(物理)

こんばんは。先日、同僚が「私、疲れると幽霊とか見えちゃうんですよね」と言うので「今度見えたらそのスマホで写真とって見せてよ」と返したら二度と話しかけられなくなった者です。こんばんは。

コンビニエンスストア各社のシュークリームを食べてきた私の結論として、ローソンの「大きなツインシュー」がもっとも好きです。

セブンイレブンのカスタードクリームは味、風味ともに他社とは一線を画しますし、ファミリーマートは皮がしっかりと味がして、その持ち上げても形の変わらない程度のいいやわらかさとかたさがおいしいです。

ローソンの「大きなツインシュー」はさらっとしたクリームと薄い皮の相性がよく、また抜群にコーヒーとの食べあわせがキマっています。皮の焼けた苦味、ほのかなホイップクリーム、溶けやすいカスタードクリームとの3つを一口のコーヒーが洗い流す心地よさは、特筆すべき特徴でしょう。大本にかえって、ホイップクリームとカスタードクリームのいわゆるツインシュークリームとカスタードのみのシュークリームのどちらが好みなのか、という問題はありますが。

さて、そんなローソンのツインシューですが、先日スタンプが50個たまったんですよね。先月末はスタンプ30個特典のからあげクンのお皿をもらったので、合計80個は食べたとなります。

やべーよ。大丈夫か。まだ2月だぞ。それでこの達成率はおかしい。

どうりで。

ライトノベルとyoutuberと短気と。

https://www.maple.town/bbs/70/6351

#70 Article 6351 Posted at 1999/04/16 23:46:34 by As (MAP3660) []

Subject: 小説原作のアニメ

ライトノベル、とか言うんでしたっけ?角川スニーカーとか富士見ファンタジアとか。

最近この辺の原作アニメが増えて来たようなきがするんですが、やはり漫画原作より
アニメ化に自由度が高いんで好まれるのか、単純にマルチメディア展開なのか、
もっと単純にスレイヤーズあたりがそこそこうまくいったんで追従しているのやら...

?

 

news.denfaminicogamer.jp

 

なにが引き鉄になったのか自覚がないのだけれど、ライトノベルとの呼称が発生した瞬間とか、そのときとか、当時のこととか、ぼんやり思い出していた。たぶん、引き鉄は「平成ネット史」を見たからだろう。今書いてて思い至った。あと、youtuberが将来なりたい職業になったとのニュースとか。

ライトノベルもyoutuberもバカにされている。「そんなの俺にも書ける」「俺にもできる」からだろう。

ライトノベル、角川の青帯が出始めのころとか「ロードス島」が連載されていたときとか、やっぱりそんな雰囲気だった。ような気がする。みんな読んでたのに、俺にも書ける、と評されたような気がする。

そのあとも「なろう」が隆盛すると「なろう系」と名づけられて、やっぱり「俺にも書ける程度」とバカにしている、ような気がする。

なにはともあれ、いまでもログを読めるメイプルタウンネットワークは偉大だ。

「空電の姫君」と「空電ノイズの姫君」と。

イブニングで「空電の姫君」として連載が再開された! ひゃっほう! しかも1話、2話と連続掲載! 「黒鉄・改」のようなリスタートではなく、バーズのまんま続きで喜びもひとしお。

1話のカラーページの歌う2人の姿にもう涙がでるくらいうれしい。夜祈子さん俯瞰から寄り、そして2人の姿と続く展開はミュージックビデオですよ、これ。目線をこちらにむけた夜祈子さんとギターに懸命なマオの表情の違いが、いまのふたりの音楽への姿勢が見えるようです。
と、このあとから本編。スマホのタイマーでおきるマオから始まるのですが、ZZTOPのTシャツで寝てるとはさすがです。そのあとも「目覚まし天国への階段からサティスファクションに変えた」といかにもマオらしい日常が続いて、まー、ほんとに「空電ノイズの姫君」が再開したんだなぁ、とぼんやりしてしまいます。なお、天国への階段のイントロは二度寝しちゃうの判る。
そのあとにギターソロを練習するマオのシーンが圧巻! 擬音、音符をいっさい書かずに演奏する彼女を次第によっていくカメラで見せます。カッケー! ロックバンドに何より必要なのはかっこよさですよ、ほんと。「空電の姫君」はそのタイトルロゴからもうカッケー! なのです。絶対必要。このかっこよさ。
そして最後には同様に歌う夜祈子さんのシーン。ただただ楽しそうな夜祈子さん。
第1話は初ライブでの失敗から復活したマオの強さが印象的な回でした。

2話は夜祈子さん回。
扉から夜祈子さん。レザージャケット姿の夜祈子さんがカッケー! いや、またですけど。「空電ノイズ」とは変わって、全体的にかっこいいんですよ「空電の姫君」。
マオからもう歌わないのか、と聞かれる夜祈子さんが、変なポーズをとってるんですが、以前にマオも父親から変なポーズといわれてて、このふたりはいいなぁと、ここでまたため息です。
そこからは夜祈子さんの話に。冬目景の黒髪ヒロインの宿命、過去話です。また少しだけ、血の記憶が出てきます。歌わない、目立ちたくない彼女の気持ちはここからきてるのでしょうか。なるべく幸せになって欲しいと願います。

そして「空電ノイズ」の第3巻がでました。出てよかった! カバーイラストはギター侍ようなポーズのマオ。これの巻頭にカラーイラストが収録されていて、コミックスでは2色だった第16話のカラー扉が見られます。これだけでうれしい! このために紙が違うのかもしれません。詳しくないですが400キログラムくらいの厚さですね。
これに収録されたあたりから、夜祈子さんのポンコツらしさが出てきたように感じます。けったいな表情とか。頭脳パンの表情とか、「それはそれで厄介なんだよ」という表情とか。マオと居るときは、何か忘れたいものを忘れられているのかもしれません。
最終話の第21話がやっぱり何度読んでも寂しく感じます。扉ではしゃぐマオの姿がとりわけ寂しさを感じさせます。バーズで読んだときの気持ちを思い出しますが、イブニングで連載が再開された今なら寂しさが和らぐかと思ったのですが、そんなことなかったです。連載で読んだときの気持ちがしっかり再生されて寂しいものでした。

月1連載となった今、なるべく長く続いて欲しい物語です。ふたりで弾いて歌って欲しいなぁ。