君と夏と僕のバシシ・マーカー。

アーケードアーカイブスに「リブルラブル」が発売された。思ったより早く発売されてうれしい。とてもうれしい。

 

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コントローラにアナログスティック2本が標準となって久しい。そうじゃないWiiでも発売されていたのだけれど、アナログ表示だったのと、タイトルロゴが「2009 NBGI」で、ちがうちがうそうじゃないと思ったものです。ここはとても重要です。そういえば「バベルの塔」はなぜタイトルロゴを変えたんですかね。

 

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さて、なにはともあれリブルラブルの思い出話なのです。以下、思うままに。

私がはじめてであったのは、地元のとある施設のゲームコーナーでした。当時で5年くらい前にでたゲームで、傑作と評価は定まっていたような気がします。こういう評価の情報元があやしいですが。おそらく「オールアバウトナムコ」じゃないかなぁ。

当時は80年代の終わりころ。あわせてナムコ黄金時代も終わった頃のような気がします。ゲーセン黎明期のナムコ黄金期は「ナムコのゲーム」が1ジャンルでした。また、当時のゲーセンではゲームを遊ぶ、ではなく、最新のコンピュータを触りに行く感覚でした。ハードごと売る形式のアーケードゲームならでは。

話がそれますが、私のゲーム遍歴は、ファミコンからスーファミに行かず、メガドライブに行き、スーファミ後にプレステ、サターンに行かず、基板に行ってしまったのですが、その時に「リブルラブル」の基板を探したものです。とはいえ、売られていたとしても「リブルラブル」の基板はコネクタがJAMMAではないため手が出せず(あと、価格がすごかったのもある)。あと、リブルラブルの基盤と言えば、田尻智さんが基板棚から出そうとしたら、棚から他の基板とあわせて雪崩うって落ちてきて血まみれになった話を思い出します。プチプチでくるんであっても、基板裏面に人の皮膚は負けるんじゃ。

似た名前の「バブルボブル」もコネクタがJAMMAじゃないので手を出せず、タイトーは「スクランブルフォーメーション」も欲しかったな。「スクランブルフォーメーション」はステレオ化にも別途ハーネスが必要だった記憶があります(ググらないスタンス)。

でもって、さらに時は過ぎ、具体的にはもう5年くらい過ぎたころ。急にいろいろな機種に「リブルラブル」が移植され始めた。X68000、マーティ、スーファミと。X68000はさすがの出来でこれを一番遊んだ。2番目はスーファミ。簡単だったから。とはいえ、遊び続けられたのはスーファミ版か……。ハードウェアの寿命が長く、ロムカートリッジは強靭ゆえに。

Wiiのバーチャルコンソール版も購入はしたけど……な感じに。

で、今年になってPS4で購入して、これが結構プレイしてます。遊びやすいのと、画面がきれいなのと、なによりタイトル画面が基板まんまの著作権表記なのとが相まってます。バシシマーカーなんざいらねぇ! 記憶力でプレイだ! あと、アナログスティックでプレイしてますが、相変わらず「やってねぇ!」が多いです(30年ぶり2度目)。知らんうちにリブルが上がり続けたり、リブルとラブルが入れ代わったりしてます。この混乱が楽しいのです。

 

それではお聞きください。「目蒲線の女」。

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