らいとのべるがだいすきなおともだちへ
「このライトノベルがすごい2022」の投票が終わった。終わったのだ。1位は「戦闘員、派遣します!」ですね! おめでとうございます!
📚#このラノ2022 アンケート回答受付中!
— 宝島社単行本/このラノ編集部 (@konorano_jp) 2021年9月17日
①2020/9/1~2021/08/31の期間に発売されたライトノベルをチェックhttps://t.co/44wOMZuJVc
②作品(シリーズ)を5作+男女キャラ各3名、イラストレーター3名を選び、アンケートに答える
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✅〆切は9月23日(木)
昨年は協力者を自薦他薦を問わずに公募と変化があり、今年は制度の変化じゃないのだけれど、中の人による、twitterのスペースでの鼎談があったんっすよ。すげーっすよ。中の人にこれほどまで近づけるなんて、想像もできない未来っスよ。
あんまりにも怖いので(考えすぎ)参加はせずに、あとからまとめを読みました。まとめありがとうございました。
で、その中の人による、タイトルテキストマイニングのデータがあります。中の人ってほんとすごい。
ここ1年に刊行されたライトノベルのタイトルをテキストマイニングして、出現頻度で図示してもらったやつ。 pic.twitter.com/7lLSk9dqep
— 岡田勘一[編集者・ライター ] (@kanichi0203) 2021年9月1日
主観としては、今年はラブコメおおいなぁと感じていたのですが、依然として異世界モノがメインストリームだったようです。
異世界モノ。この現実があって、そこからプレインウォーカーとして、他の世界線に移動するからこそ、異世界と称するのであって、それは「バカボンのパパ」のように、それのみでは成立しない言葉だと思ってます。
悪役令嬢は「はめフラ」の影響でしょうか、増えたような気がします。異世界転生も古くなったな、と感じていたのですが、まだまだその異能力は衰えの兆しを見せないようです。
引いて考えると、自分が今年読んだのがラブコメばっかりだっただけなんですけどね。ラブコメ。
どうなんでしょう。来年は。
「とらドラ!」が結構決定打であったり、それがまだ電撃大王でまんがが連載中であったり、「俺妹if」がでたり、と、ラブコメって終わりがあるんですかね、とは思います。コクって終わりなのか、そこからまだまだ続くのか(「付き合ってあげてもいいかな」はかなり好み)で、評価が変わりますし、負けヒロインが必ず出てきたりして、その着地もむつかしかったり(負けヒロインにだってファンはいる)するような気がします。あと2巻まで出て、打ち切りなんだろうけど、続きが円環の理に封印されるのほんと止めてほしい。ラノベの悪いところだぞ。はっきり終わらんの。「僕の知らないラブコメ」の続き、ちゃんと終わるのを望んでやみません。
ラノベのラブコメの話を考えるときに、間接キッスなんかで大騒ぎしているうちに、女の子向けのティーンズラブ小説とか、マンガでは、そんなのはるか後方に置き去ってしまってるの妙な関係はいつか変化があるんですかね。
とか、いろいろ思いますが「無職転生」のアニメでけっこうその辺のシーンが描かれていたので、ラブコメってなんやねん、とますます思いました。それからの連想で、はるか昔、ヤンジャンのアンケートだったからで、きたがわ翔さんが「ときめきメモリアル」の評価で「高校の間童貞ありえーねーだろ」と回答していたのを思い出します。雑誌の「少女コミック」ですら描いていたのにねぇ。
女子向けのは扇情的カバーイラストでも全然話題にならないのに、ラノベだとすぐにツイッターで爆発炎上するのほんと謎。もう二次元ドリーム文庫と美少女文庫でラブコメを書くのが主流になるかもしれません(というかなって)。
というわけで、投票した方も、しなかった方も、ラノベを読む人も、読まない人も、正座して結果を待ちましょう(正座のシーンの描写は鬼平犯科帳を参照)。
ではまた。