電撃文庫マガジンが休刊したね

電撃文庫マガジンが休刊と相成った。

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ザ・スニーカーが休刊したときは、スニーカー文庫の叢書の凋落感が強かったのだけれど、電撃文庫マガジンライトノベルの商習慣の変換点のような気がした。獅子王休刊の時と同じ気分だ。あの日、秘密基地が建設工事で壊された跡地をただ見るしかできなかった気分と同じだ。もうここに来ないだろう。とおもったのですが、ずっといますな。いつまで子供のつもりなんだ問題。とはいえ獅子王がなくとも野生時代、ザスニ、そして電撃hpと読み継いでいたんですけどね。短編集、連載が好きなんですよね。あと野生時代はとてもじゃないけど一か月で読み終わらなかった。一冊まるまる掲載とかやってましたな。分厚い記憶しかない。

休刊の辞にあるようにスピーディーさ、そして無料であることとかが求められてるんだろう。私が求めてる。無料はどうかと思うけど、Web連載、ツイッターでは大人気だけど本はさっぱり売れない、みたいなツイートをちょこちょこ目にするにつけ、無料なら読むけどの人は多いんじゃないのか。

雑誌は自分が興味がないジャンルまでまとまっているのが楽しいんだよなぁ。カクヨムフリースタイルダンジョンだから、潜って見つかるかもしれないし、何の成果も上がらないかもしれない。ジャンルが好きなら、潜るだけで楽しいんだけど。ランキングが多すぎませんかね、何かにつけて。スピーディーとはこれか。ファンブルのない人生。雑誌が売れない時代だしなぁ。なんで雑誌が売れないんですかね。サブスクリプションが多いからなんですかね、やっぱり。電撃文庫マガジンは関係ないですが。そうとうシリーズが続かないと雑誌掲載分は単行本にならないですし、ましてや電気文庫マガジン付録文庫なんて、二度と手に入らないですしなー。ドラマガの付録文庫は特典短編集なので、そのうち単行本になりそうですし。雑誌のだいご味じゃないですかね。

ドラマガを毎号たのしみにしています。