project:rPSG / 『feature in the past』を買ったよ、聴いたよ、の段。

先日のゲーム音楽ショウにはいけなかったものの、唯一通販で買えた「project:rPSG / 『feature in the past』」が早速届いてうれしかったので聴き倒した。以下、その感想とか、思ったこととか、いろいろ。

まず、PSGアルバムと聞いて、勝手にプリセット+モノラル3音+ノイズだと思い込んでいたんですけれど、しっかり楽器のPSGでした。
架空のRPGをテーマにしたアルバムなのですが、ゲームがでっちあげられる可能性があるかも。機材がSN76489ならSGDKででっちあげられる可能性が微レ存。「ケルナグール」の例もありますし。期待してます。
以下、簡単な曲ごとの感想。

 

第一楽章
#1 しょっぱなからかっこいい! ドラムパートだけのところとかとにかくかっこいい! スタイリッシュ&バイオレンス魔王様。
#2 魔王城へ向かう勇者一行の印象。始まりは天界からみたいで、1曲で最終章全部のよう。
#3 対魔王戦のような曲。勇者パーティひとりひとりのテーマ曲をあつめて一曲みたい。
#4 他とは違って魔王側の曲かな。魔王側にも正義があって、勇者一行のそれとぶつかってる印象。勝利も絶対ではないと思わせる終わり方も印象的。

 

第二楽章 全力パラメータいじり。「すげぇ!」しか言葉がないですが。
#1 チュートリアルですよー、考える時間ですよー、と教えられるような始まり。その後の勇ましいフィールド曲はゲーム中ずーっと聞いていても楽しそう。全体的に第一楽章と違ってきっついリバーブ(?)が印象的。
#2 なんだろう、この曲だけひときわ強い音圧を感じる。トータルレベルが高いのかなぁ。それともゆっくりとしたテンポだからかな。音色のやさしさとかとあいまって、いいイベントだったなー、とゲーム後から思い出しそう。
#3 高音と低音で始まる旅立ち感! ゲーム終盤いりぐちくらいのイベントが続くような感じ。途中の戦闘曲がかっこいい。完全に勇者側のターンと思わせる。
#4 高音をつまびく不思議な始まり。ゲーム中に1回しか流れないよね、これ。続くのは休符の使い方、途中1音だけなどが印象的な不思議な曲からの、最後はシューティングゲームだよねこれ。あっというまの疾走感。そういえば、効果音があるのはこの曲くらいかな。インタビューで「曲を捨てる」と話されてましたけど、効果音はもっともっと捨てられてるんだろうなぁ。

 

第三楽章 ボーナストラック。
#1 エンディングテーマなのかな。派手。好み。
#2 罠感あるわー(唐突なポプテピピック)。
#3 PSGでこれを出せちゃうのかー。驚き。タイトーで爆発音ばっかり作ってた人の話を思い出した。
#4 タイムリミット感あるわー。最後は失敗しちゃったのかな?! えー。

 

という感じでした。次は行きたいものです。