ついにきたぞ! 牡丹もちと「コーヒームーン」

ついにはじまった、電撃マオウ 2020/3月号から新連載 牡丹もちと「コーヒームーン」。

natalie.mu

一瞬、カラーページだと忘れてしまう黒い黒い世界から始まる物語。暗くて黒い。絵も先行きも。とにかく読んでいる間は息苦しいような湿度と光量不足の絵の圧力がたまらなく面白かった。主人公は町並みと雨と、なにより石畳。そしてなにより主人公ふたりの瞳が、ちょっと、いやー、かなり怖い。この丁寧さからくる画圧と恐怖が印象的だった。また、連載予告からこういう話を予想してなかっただけにより一層楽しく読めた。

とにかく意外な展開。快楽天ビースト掲載作、電撃文庫での「賢者タイム」挿絵と、これのような暗さを感じる作風を感じなかっただけに、とりわけ。

マオウ強い。