あの日コラムスをえんえんやってたおっさんの名前を知る術はもうない。

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SEGAAGESからスイッチ用「コラムスII」がやっと発売された。即購入。そして「コラムスI」に夢中だ。「コラムス」といえば「I」なのだけれど、続編が出たために「I」をつけるの、なんか奇妙だ。バカボンのパパのような。

コラムス」である。メガドラでずっとあそんでいた。正確にはメガドラ2でずっと遊んでいた。メガドラの3ボタンコントローラーは左右がずれるので超絶遊びにくかった。メガドラ2の6Bはめちゃくちゃ遊びやすくて、「コラムス」と「ガンスター」を繰り返し遊んでいた。

その「コラムス」といえば、通っていたゲーセンにずっと置かれていて、スーツ姿のおっさんがずっとプレイしていた。たぶん、いや、絶対に別人なんだけど、誰かしらかスーツのおっさんが延々延々プレイしていた。めちゃくちゃ長い。今回の「コラムスII」には無限コラムスが選べるのだけれど、本来的に「コラムス」は無限に遊べるゲームだった。おっさん向け。そこには100円でどれだけ長く遊べるかという、ゲーセンであるべき姿の戦いがあったのだ。おっさん同士の戦いがあったんだ。

私がギャラクシアン3を遊んでいる後ろでコラムス、スズカエイトアワーズにはまっていた頃にもコラムスマッスルボマーのころにも、スーパーストリートファイターIIXのころにもコラムス、ヴァンパイアのころにもコラムスはあった。わたしが「ぐわんげ」に狂っていた頃にもまだあった。記憶ではそのあたりが最後だ。どれくらいまで置かれていたのか判らないし、そのゲーセンももう閉店したし。今となっては私の記憶も正しいのかもわからない。「ぐわんげ」は私1人しかやってなかったし。余談ながら「ぐわんげ」の面白さって銭のちゃりちゃり音なんですが(断言)PS4版「ケツイ」のデスティニーモードでも、そのちゃりちゃり音の快感が楽しめる。ちゃりちゃりしよう。あと「ぐわんげ」って「バトランティス」に似た味がしない? 

3DSの「コラムス」はその立体化におどろいて面白かったのだけれど、スイッチ版は大きなテレビでこれまでにないくっきりしたグラフィックで遊べるのにおどろいた。3DSでも十分宝石だったのだけれど、スイッチ版はもうほんとにすごい。ごんごん落とそう。