あの宇宙よりも遠い場所で待ってるだけで△

宇宙よりも遠い場所」「ゆるキャン△」「Just Because!」「あの夏で待ってる」をどかーんとまとめて見終えた。

ゆるキャン△」はなんどでも見返せる。「Just Because!」はとてもつらい。「あの夏で待ってる」はイチカ先輩の力で見返せる。

宇宙よりも遠い場所」は相当整えてからじゃないと見返せない。3話以降は毎回泣かされっぱなしだった。その頂点が第9話。FM音源のパラメータでたとえるとTLがここだった。音量の絶頂。そのあと10話、11話、12話がSL。ゆっくりと音量が下がっていく。そして最後13話。もうずっと涙が止まらなかった。これかいてても思い出して泣ける始末。

第9話のラストシーン。人生に「ざまをみろ」といえる瞬間があるだろうか。言うために何かを続けていけるだろうか。なにに乗ってもいけない、その場所へいけるだろうか。

10、11、12は登場人物それぞれのケリつけの話。しかし、この中に主人公は含まれない。たぶん、キマリだけは明確に問題を持っていないからだろう。でも、友達と一緒になって泣いて笑って、落ち込んで。後悔しないために行動し続ける。ずっとずっとキマリは目標を達成し続けていたんだ。

Just Because!」「あの夏で待ってる」は「よりもい」と比べると登場人物たちの表情がすくないように思えてしまった。

友達っていいなとつくづく思った。過去に読んだ「もっとも強力な友達は戦友だ」との一文を思い出した。戦友にはなにもかもを見せるからだろう。

そして13話のラストシーンである。ここまで見たらアライブ連載中の漫画版「よりもい」を読んで欲しい。漫画版はアニメの隙間を埋めるような物語で、めぐっちゃんのいやなところをずっと掘り下げている。そして今月があのシーンだったのけれど、来月ははたしてどっちだ。

いまとなっては「ここから、ここから」を聞くだけで泣ける。