ミスボドに行くと75日寿命が延びる話

あけましておめでとうございました。ミスボドで遊んできました。今回から新ミスボド。

今回はこれまで以上に(いわゆる)初心者卓が盛況だった。なるほど、会場をみると初めて会う人が多い。これが新しさか、なんて一人得心。

昨年のゲームマーケット春くらいからかな。ボードゲームの伸長はこのくらいの規模が最大伸長でここから維持する戦いが始まるのだ、とかかって思ってたのですが、勝手な老害でした。まだまだ拡張してくんだな。コンゴトモヨロシク。

というわけでもないですが、今回は初めて遊ぶゲームばかりでした。

 

  • AKINDO

 「義理人情」と箱の大きく書かれたゲーム。なぜか「AKINDO」。小銭を稼いで、商品を購入する。義理人情なんてなかった。平たく言っちゃうとカードを競りおとすテキサスホールデム。ゲーム終了条件の30点獲得の勝利宣言がいまひとつルール理解に合致しなかったのだけれど、山札切れでも終了なのでそっちでいいのかな、と想定してゲームスタート。

当然なのだけれどフロップと手元の銭との兼ね合い、完全なカウンティングでの相場感が必要なゲームだった。義理人情とは。

なんとか一役できてゲーム終了。勝者が30点だったので、勝利宣言はやっぱり無理だな、とルール理解に満足した。テーマを変えればもっと面白くなりそうな感じ。入札先の提示を「ランカスター」の投票権タイルみたいにして握り競りにすれば遊びやすくなりそう。

 

  • タンクハンター(旧版)

Panzer vor! タンクハンター、しかも旧版だぜ! あほか! カードの色使いがビビッドすぎて古さを感じさせるのだけれどゲーム内容は色あせない。サイコーに楽しかった。

 わが軍にディールされた軍隊は、歩兵*2、高射砲*1 イタリア軽戦車*1 ドイツ中戦車*1。勝てるわけねーよ。歩兵多すぎだろ。タンクハンターじゃないのかよ。スヌーピーの心持でゲーム開始。えー、ほかのプレイヤーの戦車が強すぎるんですが。このあたりのむちゃくちゃさが素晴らしい。何回も遊べばこんな不平等感はなくなりますからね。1回しか遊ばないと、運ゲーじゃん、で終わってしまいます。

軍隊カードがしょぼかった代わりでしょうか、イベントカードの引きはいい。すごくいい。ただし補給カードがまったく引けない。右隣のプレイヤーはばんばん補給していくのに、わが軍はいまだ5部隊(2部隊歩兵)なのに。

エンチャント、インスタントを駆使して、なんとかイタリア軽戦車が敵プレイヤーの重戦車を撃破した瞬間がクライマックスだった。ドゥーチェ! ドゥーチェ! ムッソリーニ! ( ゚∀゚)o彡゚

なお、その後は順調に敗退した模様であった。いわいしさんが1抜けだったのでよしとします。

勝者は1110点を獲得。そういうゲームじゃないから、これ!

ゲーム終了後はみんなして山札をめくって戦車カードを確認。カール自走砲センチュリオンあるじゃん! あと新版にはぜったいないカードもあった。時代が許したのだろう。次回、タンクハンターイェーガーにご期待ください。

 

  •  ギンコポリス

銀杏の未来都市。東京だよね。いわゆる都市拡張ゲーム。この手のゲームだと施設名があってそれぞれの能力でアドを得ていくのだけれど、このゲームはそれがなく、拡張時に使用したカードに機能があるので、他人のそれに便乗、横取りが発生しない。この他プレイヤーとの関係性の有無は好みのわかれるところかな。

ルール説明を受けてゲーム開始。なんだけど、まだ今一つルールが判らない。ルールというか、勝利のために何を考えればいいのかがさっぱり見当がつかない。フレーミングがまったくできないのだ。

結果、しばらく無言でプレイ。自分の手元をみて選択肢を確認、理解して、他プレイヤーの手を見て、自分の一手を考える。都市の拡張とそのエリアマジョリティ、自分のデッキ作りと同時にできればいいのだけれど、手札がそれを許さない。

手の選択肢は手札と手元のタイルとで有限なのだけれど、その評価方法がなかなか判んない。最初はカード効果がしょぼいので後にむけて手の幅を広げるべきなんかなー、と判断して方向性はそちらに。

 結局、最終ボーナス得点が弱すぎて26点で最下位でした。うーん。なるほど。

 

受付でみて面白かったのでドラゴンマガジンを久しぶりに購入。巻頭ピンナップがフルメタルパニック四季童子)、天地無用のカラー特集、巻末がスレイヤーズ!特集と2016年とは。セイバーマリオネットの特集も近い。

新しいとは。