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「このライトノベルがすごい2016」と今年を記憶で書く

毎年のおたのしみ「このライトノベルがすごい2016」がでました。先月。

1位は「俺ガイル」もしくは「はまち」。略称を統一しよう。本編に関係のない短編集とテレビアニメのノベライズで1位なんだからちょろいな! そのあとはいつも通りのメンバーがつづく。10位に光る「エスケ」。アニメ化もなく、コミカライズもなく、シリーズ終了で10位。これは破格。しかし九岡の新作はどうみても刀剣乱舞です。本当にありがとうございました。

新作1位は「エイルンラストコード」。2位が「週末なにしてますか」。ひさびさのスニーカーのあたりシリーズ。私は未読。既読者に聞いたところ「くはー、おもしれーけど、うれねーな、これは!」だそうです。なるほど、よくわかった。「エイルン」はちゃんと工夫をした新作が正当に評価された印象。3巻のカバーイラストがめっちゃ好みでしたので、この後読みます。この後がいつかはしらん。

昨年は渡航さんとぽんかんマルハチ(機種依存)さんを大々的に扱った紙面だったが、今年はこの新作2作を主として取り扱っているのが印象的だった。今年面白かったライトノベル、じゃなくて、好きなライトノベル投票になっててランキングが硬直しちゃって仕方がないからでしょうなー。その意味では協力者票が強力に作用するのは効果的だ。「アルデラミン」は協力者票で頭角を現し、相応にランキング常連になったし、石川博品がここで目立って続きがでたりしたのは印象に新しい。ありがとう協力者たち。

今年は夏に「このWeb小説がすごい」が出たので、昨年からその記事がごっそり削除された。その代わりにブックガイドページが後半すべてとなって来年の本を探すツールとして非常に便利に。これと「本の雑誌 文庫王国」があれば困らんだろう。後者はタニグチリウイチさん個人の記事ではあるけれど、それはそれ。

あとは毎年毎年一番楽しみの巻末のソーカツ。昨年同様に「行き詰ってるよー」(大意)なのだけれど、毎年これなんで、来年もこんな感じでしょう。見城徹さんが言われるように斜陽産業ですから。そのうちにまた本が高級品になるんじゃないですかね。投票者の年間読書数の半数ちかくが20冊くらいまでなのは昨年と変わらずなので、1冊が新たに選ばれると1冊が選ばれなくなる、という入れ替え式が拡張式に変化する、さえるのはそうとうむつかしいんじゃないかな。しかし「なろう」系の無料小説が商品になってもまた売れてるのは拡張してるのかな。

 

で、以下、私が気になった今年のニュースを列挙。

  1. ままれ脱税 ネタとなってVIPに帰ってきた。本名露出
  2. 冲方丁逮捕、不起訴 「はなとゆめ」とは。本名露出
  3. オーバーロード」バカ売れ 100万から200万まですぐでおどろいた
  4. カドカワ、メディアワークス統合 あの日のコミックコンプを思い出す。主婦の友社はもうないぞ。
  5. 角川キャラクター小説大賞 連作短編での応募形式。どうみてもビブリアです。本当にありがとうございました。
  6. 桜の杜文庫、逝く。最近の事件ですが。「リュート」くらいでしたか。
  7. μノベルス爆誕 おいおいおいおいおいおいおい。獅子王復活まである。秋山瑞人はここで書こう(提案)
  8. 講談社タイガ創刊 単価が高い。ラノベ文庫、BOXはなんのために。Rebirthどこ行った。
  9. 当てた作家の平行での新シリーズが始まる。当て方を知ってる作家のそつのない仕事が目立つ。
  10. ラノベ天狗爆誕 最近のラノベをつぶやくともれなく拾ってくれるツイッターに生まれた天使。「最近のラノベ」を枕に批判する人たちはその昔からいたので、なにをいまさら。「ロードス」が売れたらファンタジーがいっぱいでて、「スレイヤーズ」なら軽いファンタジー、「ハルヒ」なら変な部活、「SAO」ならオンラインゲームと、売れたのが各叢書からばんばん出るのは今も昔も変わらぬうまさ。最近のラノベ、とつぶやいた君。もう旅立つときなんだ。

ではまた。