本棚は夜蘇える

また読まない本を買った。 ツイッターでちょっと目にした感想がおもしろそうだったから、注文して、書店で受け取った。ちょっと目にして面白そうで700円くらい。文庫本価格の推移を誰か整理してください。コバルト文庫はめちゃくちゃ安かったと思うんです…

空電の姫君おわり

「空電の姫君」が完結した。 kc.kodansha.co.jp 2016年から足掛け5年でした。いろいろありましたが、読み終えられて感無量。 とにかくタイトルの「空電ノイズの姫君」がクッソかっけぇので、そこでまず食らってしまって、毎回毎回が楽しみで仕方がなか…

そして「空電の姫君」はおわる

「空電の姫君」が終わった。 『#空電の姫君』最終巻発売&ご愛読感謝キャンペーン!冬目景先生直筆サイン入りのカラー複製原画を抽選で3名様にプレゼント!応募期限5月25日(火)詳細はツリー投稿にて※当選者にのみDMでご連絡致します。当落のお問い合わせには…

空電の姫君は負けてない

「空電の姫君」第24回でした。次が最終回。 マオはなにを想い続けたんだろう。なにもかもがどうしてと疑問が募る回でした。 コミックバーズからはや5年。途中半年の空白はあったのだけれど、毎月毎月これほどに楽しみな漫画はいままでになかった。あった…

「野球場でいただきます」を読んでください。

「野球場でいただきます」を読んでください(T/O)。 web-ace.jp もうみなさん読まれているでしょう。時節柄ファンタジー。 おっさん趣味を女の子変換して楽しむ物語、と見せかけて、心底野球屑の主人公つばめと、不幸な偶然から彼女と出会ってしまった亀井…

エヴァの碑

シン・エヴァンゲリオン完結編とプロフェッショナル仕事の流儀を見た。見終えた。 エヴァンゲリオンにおけるネタバレってなんやねん、とは思うものの、以下内容について触れたり触れなかったり、やっぱり自分の思い出をつづりたい。つまりは正確ではない。要…

涙の回 「空電の姫君」第22話かんそうぶん。

今月も「空電の姫君」が読めました。危うい日常。 \本日発売! #イブニング 7号/『#空電の姫君』第22話が掲載☕マオちゃんと夜祈子に大手音楽会社からデビューのお誘い✨どうするか話しあう二人ですが…?少しずつ変わっていくお互いの表情に、ドキドキが止ま…

「転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件」が面白かった件

T/O sneakerbunko.jp タイトルは本文の1行目です。 それはともかく、夜空には数多の星があり、明るい星の近くの暗い星はとても見えにくいものだ。星が、自分がどこで輝いて見えるかは選べない。そんなものは運である。明るい星は、夜を行く人の目印になり、…

ワンダーエッグ・プライオリティを見てください

「ワンダーエッグ・プライオリティ」。今期最高です。 wonder-egg-priority.com 第7話「14才の放課後」がとにかく好みだった。だから14才の女の子たちが主役なんだな。最近の「僕の心のヤバイやつ」でも14才らしい、声変わりのエピソードに心が打ちぬ…

やっと「魔界村」を楽しめた話。

Switchでカプコンアーケードスタジアムが発売された。発表から発売まですぐ。そういうところとても今風。 www.capcom-arcade-stadium.com 製品が発表されたときに驚いた。「ギガウイング」「プロギア」「1941」「19XX」「1944」があるやんけ! …

明日の空欄 「空電の姫君」第21話かんそうぶん。

今月も「空電の姫君」が読めたぞ。 一家団欒シーンからはじまり、超高速で階段を駆け上がるバンドストーリー。ギアをあげていくぞ、ついてこれるかこのスピードに! って感じに。とてもよいです。前々回のカナさん、前回のチサトさん、今回のクミさんと、女…

ゆるキャン△と解像度。

「ゆるキャン△」serson2が始まった。 私が原作5巻が大好きなので、1話から最高潮でした。大仰に言ってしまうと、5巻は人生を変えた1冊と言ってしまえるくらい好きです。 以下、現実。 www.city.hamamatsu.shizuoka.jp www.at-s.com blog.livedoor.jp と…

たまつきの回 「空電の姫君」第20話かんそうぶん。

予定通り今月も「空電の姫君」が読めました。生きててよかった。 今月もまたライブシーンから始まる回。夜祈子さんがかっこうよすぎませんかね。いや、ほんとに。 そのまぶしさが力となって、大勢に影響してゆく。かちん、かちんと静かにビリヤードの球が当…

マンガ2020

生きる糧マンガをご紹介する毎年のエントリです。 なお「空電の姫君」「デイズ・オン・フェス」「シオリエクスペリエンス」「かげきしょうじょ!!」は殿堂入りのため、紹介しません。みんな読んでるでしょうし。また、以下の順番に意味はありません。 笑顔…

ライトノベルの思い出2020

あんまり読めんかったが。買いはしたんですが。とはいえ、現実には書店に行くのが、大冒険だったりしたわけですよ。気分は「ヨコハマ買い出し紀行」ですよ、ほんとに。非常事態宣言下の春先は書店が営業してなかったし。電子書籍で十分なんですが「気に入っ…

GGアレスタ3と上限の月

アレスタコレクションが発売されました。もちろんみなさんお手元にあるでしょう。 m2stg.com これに収録されている「GGアレスタ3」が面白すぎるので強力にお勧めです。 m2stg.com 私の思う「アレスタ」らしさは「とにかく道中がクソ長い」なのですが、「…

そして空隙がよみがえる 「空電の姫君」#19かんそうぶん。

毎月のお楽しみ(すごい)「空電の姫君」第19話。 世界が簡単に変わってゆくんだなぁ、とつくづく感じます。どれほど大切な人をなくしたとしても。象徴の人物が去ったバンドは、果たして、どのようにリカバリすればいいのか。メンバーはどうやって立ち直れ…

このラノ2021が出てから読む本を選ぶほうがコスパよくないですか?

kimirano.jp というわけで、毎年のおたのしみ「このライトノベルがすごい!」がでました。つまりは、ランキング結果発表の時間です。どうでしょうか。もう「よう実」1位でいいんじゃないですかね。キャラ投票と合わせて、年度代表馬は「よう実」だと思うん…

「空電の姫君」は逃げない

今月も「空電の姫君」が読めました。生きててよかった。 なにもかもがトントン拍子にいい方向へ進んでいく回。それもものすごい勢いで。不安になるマオちゃん回でした。 夜祈子さんが失踪しそうでそれが一番恐ろしい。疾走はしただけに。その正体不明のSE…

「デイズ・オン・フェス」が1位だったよね

Webマンガ総選挙2020は「デイズ・オン・フェス」が1位でした。未読のお前は今すぐ読め。買って読め。 webmanga-sousenkyo.com 1位! 1位! これが言える! ノミネートから投票して(たぶん、ここの通過が一番むつかしいんちゃうかな)、その後は投…

長旅のおわり 「黒鉄・改」最終回のはなし。

グランドジャンプ連載の「黒鉄・改」が最終回でした。 終わるんだな。 思い返せば、四半世紀前から続いた長い長い旅路でした。これまた思い返せば第1回から妖怪変化は存在し、高次元存在となる源吉の手による黄泉返りを果たした迅鉄が、死に場所、もう一度…

ヒキの話 「空電の姫君」#17かんそうぶん。

やったー! 今月からまた「空電の姫君」が読めるよー! しかも単行本2巻のすぐ続きだから、そういうの気にする人でも安心! 前回でブチあがってしまったので、また落ちるのかとドキドキしながら読んだのですが、もう扉からよすぎて、読みたい場面の連続過ぎ…

35試験小隊のスロットがでたぞー

今年一番のラノベ謎案件であった「対魔導学園35試験小隊」のパチスロ導入が始まった。保通協通過が今年の3月なので、ほんと謎だ。 ja.wikipedia.org アニメは5年前、原作は4年前に完結しているのに、なんで今。謎が多い。 www.heiwanet.co.jp で、開発…

今年も「このラノ」の投票が終わったね。

1位は「スコップ無双」でしょう。おめでとうございます。 それはともかく、年一の祭りですので皆々様に於かれましては深慮遠謀の果てに投票をなさったと信じているのですが、今年は、スレイヤーズとフォーチュンクエスト、ロードス島戦記すべてに投票できる…

夏の記憶とワープマン。

夏が終わるのだけれど、なんとなくファミコンの「ワープマン」は夏の思い出。 ec.nintendo.com 発売日が真夏なだけなんですが。夏休みの帰省先で、いとこがあつまってファミコンを遊んだ思い出の中に、ワープマンが光っています。2人同時プレイで、協力した…

ナムコの時代があった。

「オールアバウトナムコ」が復刊された。 akiba-pc.watch.impress.co.jp 当時買った人が買ったり、当時買えなかった少年少女たちが買うのだろう。何を隠そう私だ。 かつて、まだゲームの系統樹が命のスープのようであり、今から見れば、あらゆるジャンルが「…

「呪術トリック」を買ったよ

「呪術トリック」を買ったんだ。カードイラスト一本釣り。「ディスコミュニケーション」好きにはたまらない情報量のカードイラストが最高です。 www.gamemarket.jp 雑なルール説明。 マストフォロー、トランプなし、4スート、14ランク。4ラウンドでゲー…

プレインズウォーカー木ノ下登場 「空電の姫君」第2巻かんそうぶん。

「空電の姫君」2巻がでたぞー! evening.kodansha.co.jp テレビイエローのカバーイラストが目印。腰帯がアルタゴのチケットになっていたりと細かいデザインがひかる。相変わらずデザイナーのMAKENA GRAPHICSの情報はネット上になし、と。 togetter.com 第2…

色づく世界のはるか昨日から 「黒鉄・改」4巻かんそうぶん。

というわけで、年次行事である「黒鉄・改」の新刊がでました。 grandjump.shueisha.co.jp 4巻で、今なお連載中で終わる気配が全くないので、前シリーズを超えそうです。よかったよかった。前シリーズは途中で終わってるのも含めて「神州纐纈城」を思い出す…

猫の回。「空電の姫君」第16話かんそうぶん。

「空電の姫君」4話連続掲載最終回。猫の回でした。 冒頭からライン柄のVネックのセーターにチェックの改造プリーツスカートの夜祈子さんが走るシーンがクッソかっこいい。美人は怒っても美人。冬目まんがで、黒髪ロングのアクション担当はめずらしいんです…