講談社タイガ 緊急編集会議~その名はタイガーリリィ~

20日に開催された講談社タイガの緊急編集会議に参加した。イベント参加当選のメールを見て驚いた。すっかり忘れてたよ。

場所はなんと講談社本社会議室。もうこれだけで大興奮。あの講談社の中に! 

はてさて、イベントは2部構成。この辺はtogetterのまとめがくわしい。

togetter.com

 

参加者30人で、5人ずつのグループにわかれる。そこにタイガ編集社さんが加わって6人でディスカッション開始。まずは自己紹介から。聞いてみれば、名古屋から夜行バスで参加された方が。愛ですね、愛。みんなまぶしかったのだけれど、作家志望の彼がとりわけまぶしかったなー。ゲストの綾崎隼さんの大ファン、「ノーブルチルドレン」で人生が変わった、とまで。そういう本に出合えるのってほんと、素敵でまぶしい。うおっ、まぶしっ。

いやー、テーマそっちのけで、本とか小説の話ばっかりしてましたな。「人狼城」についてなんて20年ぶり位に話したよ。ニフティサーブのはなしとか。

途中、編集さんから「電子書籍は読みます?」と市場調査っぽい質問。

字の大きさが変えられるので、好きなんですよね、電子書籍。タイガはちょっと大きく感じて、読みにくいんですよねー。

と答えると、なんとタイガの文字サイズは講談社文庫と同じだとのこと。うーん、タイガのほうが大きく思えるなぁ。新潮文庫の大きすぎ、と言ったら、一人だけ同意してくれました。ありがとう。編集さんからは「ラノベは小さいんですよねー」と。ああ、客層に合わせてるんだな、と得心した次第。「これから先、文字サイズは大きくなる一方ですねー」とか。大きいと読みやすい? 昔の創元みたいにまっくろなのが好きなんですが、自分だってこの先大きいのがよくなっていくんだろうなー、と絶望していました。

ディスカッションのテーマは「可愛い書店員さんの特徴を考えよう」。

いくつか案を決めて、第二部の綾崎隼先生、野崎まど先生の前で発表する流れ。

綾崎隼先生は綾崎隼先生っぽい方で、野崎まど先生は野崎まど先生っぽかったです。なにより心象的だったのが野崎まど先生の声のかっこよさ! 紙じゃ伝わらない! あと綾崎先生がずっと脇腹を抑えてるのが不思議でした。

で、発表に。自分の卓が1番手だったのだけれど、その後の発表を聞いて申し訳ない気分に。そっちかー、と。飛ばしすぎだろ、この卓。

発表後はトークショー。作家の友人はいますか、との質問に綾崎先生が「電撃受賞同期は会いますね」との回答に「あー、精霊三国志の続き読みたかったなー」と思ってました。

と、愉しい夜でした。11/23日のサイン会の整理券ももらえたので、またの機会に。

バトルガレッガレッカガレッガ5

秋葉原で実施されたバトルガレッガPS4版のロケテ(?)に最終日にすべりこんできた。

Heyの入り口には新ポスター、入ってエスカレーターを上がってすぐ右に筐体が。まずなにより音がいい。電源スイッチやら連射スイッチやらが搭載されているのは、当時に力を入れていたゲーセンではやってたと聞いている仕様。

稼働当時は地元にまったく導入されなくって、サターン版しかプレイしたことないよね。エスプガルーダはそっこら中のゲーセンにあったのになぁ(同時期じゃないけど)。

最終日とは言えども、平日の昼間だったのでプレイ待ちは結局私だけ、スパっていたのも2人だったかなぁ。到着時は女性2人がプレイ中。詳しい人が、初めての人に教えている雰囲気。これは、もしかして、とおもったらそうでした。なるほど。

で、いつものとおりアイアンマッケレルで出陣して、3面までたどり着くいつのも結果でした。ぽてちん。

サターン版のいちづけってよくわかんないよなー、と20年ぶりの疑問を感じたなぁ。オブジェクトが多すぎての処理落ちはないし、BGMはオリジナルもステレオ化。と書いてて思ったけど、たぶん、当時公開された謎のMDXもステレオだったような。MDXがMMLのパンがあったからステレオは当たり前か。謎のMDX公開のいきさつはニコニコ大百科に記載があるのだけれど、出展は知らない。

サターン版は処理落ちがないのが、ここにちょいと謎を含んでる。そこかしこで処理が重くなる(厳密には落ちてない)のだけれど、これは基盤の性能上仕方がないことであって、本来はサターン版のように処理されると期待されていたのだろうか。現実としては、重くなることを前提にして攻略手順が構築されたのだから、今回のPS4版ではちゃんと落ちるのだけれど、それもなー、と思わないでもなかった。「烈火」のちらつきがゲーム性に含まれてる感もあるので、「ガレッガ」でもそこまで含めてデザイン、設計の範疇なのかな、と疑問は感じる次第。

あとはなんといっても、画面/グラフィックが見やすいのがうれしかった。HeyにはPCB版バトルガレッガも稼働してるのだけれど、やっぱりにじむのよね、表示が。くっくりしっかりはっきり見えるので、針弾だって、前よりは見づらくないような気がする。気がするだけかもしれん。やっぱり見づらいとは思ったから。

私の次のプレイヤーがみごとクリアーされたのを見届けたので、大満足でした。

フィーバロンも実施するんかなー。「鋳薔薇」はPS4版がでないかなー。そしてなにより新作がでてほしいなー。と祈念して終わります。

電撃文庫 秋の祭典2016に行った話。

もう、先週。電撃文庫の秋の祭典に行った。今回はなにひとつ観覧券がなかったので、当日入場整理券配布のクリエイターの宴を狙って朝早くから秋葉原に。現地に向かう電車内で「ぜかまし」のアニメ化を知る。これは楽しみ。同じく春からエロマンガ先生もアニメ化。え? ずらさないの?

という感じで秋葉原に到着すると、ちょうどメインステージで「ぜかまし」アニメ化を発表してるところ。三木一馬さんは今回はここだけなのね。フリーになるとネクタイしなくていいのか、と妙なところに目が行った。

このメインステージイベントを見ていたのだけれど、そのアニメ化発表の最後に「原作もぜひチェックしてみてくださいねー!」との、いつもの、めずらしくもない一言が印象に残った。

電撃文庫の祭典ではあるけれど、もう電撃文庫を読んでる人は少ないのだろう。それが判っているから先のコールなのではないだろうか。となると、今「電撃」ブランドの中心は何なのだろう、と疑問がわいた。私にしてみれば「電撃」は電撃文庫を指すのだけれど、それは少数派で、アニメ化されてやっと大勢が読むのだろう。

今回は作家の色紙展示がなかったことと、他の叢書だと今年くらいから人気シリーズを手掛ける作家が、並行して新しいシリーズを始めたのが目立ったことがつながったように思えた。読者が作家で買う本を選んでいるから、並行してシリーズを始める戦略が選択できるのではないだろうか。

電撃文庫だと人気シリーズが読まれるのだけれど、その作家が並行してシリーズを手掛ける事例があまりない。あっても、あんまり読まれてないように感じる。一例を引くと、佐島勤さんの「劣等生」と「ドウルマスターズ」の読書メーターの読了数があまりに違いすぎるのとか。

そんなことをぼんやり思いながら、クリエイターの宴整理券を無事入手。掲示された残数ボードを見ると、声優が出演するステージはもう整理券がない。うーん。こういうところ。クリエイターの宴にはあの岸田メルさんが出てるんだよ?

で、はじまったクリエイターの宴。開始早々「三木さんなら~」とぶっこむ聴猫芝居さんがかっこよかった。そういえば湯浅編集長はなんにも出てないな、とゲスなことを思った。そして案の定ぐだぐだ展開でサイコー。司会の平井さんがバックで岸田メルさんにめっちゃ説教されてそう。そんな緊張感を感じました。

そのあとは展示を見て終了。キャッチコピー大賞に「イリヤの空」ってどうなんだろう。ちょっと前の電撃文庫マガジンにも、イリヤの新規絵あったしなぁ。去年は缶バッジにもなってたし。ほそぼそと売れ続けているのだろうか。遅れてないのか。2008年、2012年と4年ごとに新刊が出ていたのに今年は出なかったのだが……。

というところで。

ミスボド蒲田#54 ~よくなくなくなくな~い? 止まり~

先日はミスボド蒲田でした。

いろいろがビリヤードのように関連しあって、エッセンで羽ばたいた蝶の風が蒲田のゲーム会を16時終わりに至らせました。バタフライ効果を体感。もしくは風桶。

当日は受付もなく、名札もなく、まるで、偶然ボードゲーム好きが集まったみたいになってて、ちょっとおもしろい。誰かが来ると、誰かが受け付けて、事情を説明する。居酒屋で大将が手のかかるのを作ってるから、常連が応答してる感じ。それはだめじゃん。

と、情報強者の私は早じまいだとわかっていたので、ちゃんと10時から参加。すごい。いつもなら13時。

時間は短く、部屋数はいつも通り、ポーカーはなく、秋山さんは遊んでて。児童館みたいな雰囲気。参加された方ならわかるのだけれど、そこかしこから「おわったらどうしようか」と、言葉にならない、気持ちが漂ってたように思いました。まる。

 

というわけで、以下日記。

  • ゼイニィペンギンズ

初めて遊ぶゲーム。軽いドラフトとマジョリティ。得点ルールは「ステステマーケティング」をご想像ください。

1回やって、なるほど、ではもう1回、ほうほうこれはおもしろい、となった。この発見、気づきの面白さ。次はもすこしなんとかなりそうです。

  • ウィザードエクストリーム

「落水邸物語をしたい!」と提案したところ、トリテの教科書のこのゲームに。こういうことが多いので、落水邸はボードゲーム会のマクドナルドです。

ルールを説明して、トリテの用語の説明も。今となってはエクストリームが「普通」なのだから、トリテの「進化」を感じますな。「七つのしるし」を初めて遊んだときは「なんだこの無理ゲー」と感じたのだけれど。遊び続けると、予想は当てて当然、いかに他プレイヤーに黒チップを取らせるかを考え始めて、自然とむつかしくなっていくんだよなー、これ。

5人戦で終盤2ラウンドはゼロ点、合計マイナス12点で3位だったかな。終盤は予想が当たってくるあたり、まさに爆牌である。

  • キーフラワー

キーシリーズ。シリーズというほど出てないような気がするけど。インスト時に説明がなかったのだけれど、メイフラワーのもじりなんかな。とはいえ、あんまり開拓感覚はなかったなぁ。共通ボードじゃないからだろう。インストを受けながら、同一テーマの「ニューイングランド」を思い出してた。

で、インストがむつかしいゲームだな、というのが第一印象。季節ごとに競られる土地タイルを事前に全部説明しておかないと、戦略に影響するからなのだけれど。「ランカスター」のインストでも法律タイルを全部説明するもんなー。

加えて拡張商人。終わってから判る。この拡張は必要。得点源、それも勝敗を決定するほどの得点源が追加されるのだ。いいのか、拡張で。

今回は6人戦。ゲーム開始2ラウンド目で「このマストフォローのワーカプレイスメイント、攻撃性がすごすぎね?」と思い知らされる。最善手が(当然だけど)攻撃力成分が高い。1巡目の選択が重要すぎた。「後から」はこのゲームにはありえない。ぐわー、となること数回。

で、最終ラウンドで「あー、あれ止めれば全員とめられるじゃん」とほぼ攻撃のみの手を打つ。まー、攻撃力高すぎでした。あとからへこむ。しかも、後から考えたら、これじゃなくて、ああしてこうしてで、12点は伸びた、とわかって、なんつーか、あー、当日私は機嫌がよかったのだな、とわかった次第。

私一人だけがスクロール集め、その上目論見通りそれらをもれなく得点化権を獲得したものの、62点で3位? だったかな? 

感想戦で6人だと軽くなって、4人だと超絶重いとのこと。人数が減ると情報コントロールが必須になるため。6人だとコントロールできないから軽くなるっていう。なるほど、そういうゲームもあるのね。今回は6人でインスト込で2.5時間だったかな。終盤2ラウンドがさくっと終わった印象。

  • ライムパーティ

閉会が近くなったので、軽めの新作を。ラッパー養成ギブス。場にあるテーマカードとワードカードからリリック、ライム、フロウをその場で作る。まさにラッパー養成ギブス。

いろいろやってみたのだけど、ワードカードが目に入って、それをつなげて一文作ってしまう脳を止められなかった。うーん。「ハイパーロボット」と同じで、これを遊ぶ能力がないんじゃないかな、私に。「今夜はブギーバック」くらいしか知らないもんなぁ。ペ田中さんが巧かった。

 

と、16時で予定通り閉会。集まった中にけがわさんがラーのTシャツを着てて、こういうグッズがほしいなぁ、と思ったり、商業にはならんのだろうなぁ、と過日のラジオのこととか聞いたりして、解散に。

そのあとは、友人とカラオケボックスで遊んだり、その流れでいつもの月とすっぽんでご飯食べたり。カラオケボックスでは、偶然隣の部屋にもミスボド流れの友人がいて、こっちの部屋に入ってきたりと懐かしい感じ。あー、こーゆーの、もうずいぶんなかったなー、と。思い返せばゲーム会が用意してくれた場に参加するのじゃなくて、友人とこぞってどこぞで遊ぶのがすっごい久しぶり。珍事、椿事といっていい出来事だな、と思ってました。はしゃいじゃって、抹茶パフェを食べちゃったり。TARI TARI

結局、月とすっぽんを出たころにはとっぷり夜も更けて、フライトが予定通りならもう旅路の途中なのだなと、空を見て帰った次第。なんか買ってきてください(短冊)。

 

ではまた。

このラノ2017の投票が終わった

先週、このラノ2017のWeb投票が終わった。私も投票した。

ライトノベルは新人賞以外、デビュー後の賞レースがないから、このラノには続いてほしいし、価値がある。どうとかこうとかは、JICC出版時代の「このミス」でさんざん議論されたからもういらない。

2016年は「リゼロ」の1年としていいんじゃないかと。次点で「SAO」アリシゼーション編完結。

結果が待ち遠しいです。

ミスボドであなたとふたり出会う~第53回~

「狩歌」なら取り札3枚。

昨日はミスボド蒲田。夕方から参加ですよ。これくらいに会場に着くと、受付前に疲れた人たちが大勢たむろしている風景が広がる。そんな人たちと話しながら過ごすのが楽しい。今日はどんなボードゲームで遊んだのか、スマホでゲームを遊んでる人、本を読んでる人、休んでる人。みんな満足してる顔。こっちは今から遊びまくりや!

とはいえ、遊べたのは「ペッパー」と「ラー」の2つ。

「ペッパー」は昨年のテンデイズのイベントで試遊卓が大盛り上がりしていたのが記憶に残った。トリックテイキングでマストフォロー、トランプなし。ラウンド終了時にランク1を持ったスートのカードがすべて失点。

マストフォローなので失点のトリガとなる1を出せば他のプレイヤーに擦り付けられるのだけれど、自分がリードで1を切るのは大間違い、ましてや終盤でそれをやるとスートが枯れているため、自分に返ってくる可能性が高い。そして帰ってくると絶望しかない。終盤のリードは負け確定なのではないだろうか。

結果、1ラウンドは失点ゼロ、以降は毎回20点獲得で60点獲得して最下位。ルールの意味に気付くのが遅すぎた。特に終盤リードは死亡フラグであることに。ゲーム中に「狩歌」の話なんてしてる場合じゃなかった。

 

「ラー」は新版が発売されてからしょっちゅう遊ぶゲームになった。ニューゲームズオーダーの印象は、デジタルゲームにおけるエムツーと同じなのだけれど、どうだろう。

「ラー」は以前はつかみどころがなく、今一つ面白くなかった印象だったのだけれど、繰り返し遊ぶといろいろ気づけて、面白くなった。とにかくボードデザインが大好き。「バベルの塔」のパスワードの間みたいな雰囲気でよい。今年海外で発売された新版のボードデザインも相当よい。ボードだけ欲しいくらいによい。

結果は失点を回避するのを主題にプレイして32点で2位だったかな。ワタシとしては巧くやったほう。1位は失点すら飲み込む得点量だったので、勝利への道はひとつではないと気づかされた。まだまだ気づきがあるなぁ。

と「ラー」の最中に隣のテーブルに鴎さんが! 聞けば今年の4月から帰国したとのこと。ワタシのそのころはと言えばジョブが爆発炎上した時期と重なるためにまったくツイッターを見なくなった。それで気付かなかった―。そして、鴎さんがワタシのことを覚えててくれたのがうれしかった。鴎さんと言えば(私の中で)朝からビールの画像でおなじみなのですが(時差)そういうこともなくなりそう。それはそれで残念(ゲス)。

その鴎さんが電力会社デラックスをプレイされてたのだけれど、ゲームに土地勘があるように思えて、それまた面白く見えた。あー、やっぱりデラックス欲しいなぁ。あんなにでかいボードのゲーム、そうそうないし、遊びやすそうだしなー。株式市場も欲しいなぁ。旧版の追加ボード、ぜんぜん遊べてないしなぁ。うーん。後から買えないしなぁ。

 

そのあとはラノベの話やら、アニメ、ゲーム、サンダーボルトファンタジー丹翡ちゃんチョロイ等々、もろもろの話をして終会に。会場からの帰路で地獄の話をいっぱい聞いたのがよい思い出でした。まる。

来月はもうすぐ。すごい。10月は朝から晩まで行けそう。行けそうじゃない、行くんだ。

ではまた。

ガレッガナイトで焼かれた

9/10の夜はガレッガナイトに行った。バトルガレッガ20周年記念イベント、直前にファミ通でPS4ガレッガが発表されたため、それの続報にも期待がつのる、というか、イベント発表時はそんな情報微塵もなくて、ほんとに節目に懐古するだけだと想像していたのだけれど、まさかの新作(?)発表会と相成った次第。チケット発売日10時前にローソンに行ったら、ロッピーの前に立つ女性がメインメニューと手元とメモを行ったり来たりしているのをやきもきして待ったのもいい思い出です。

そして内緒の第三部の途中から涙が止まらなかった。

なんというか、あんなにゲームばっかり遊んでて大好きだったのに、どうして、そんな自分を信じてやれなかったのか。どうして私はゲームを作っていないのか、いや、その業界の末席にすらいないのか。今もどうしてなにも作ってないのか。

そういう身を焼く思いをしたくてイベントに参加した気持ちはあったのだけれど、想像以上の熱量に全身焼かれた気持ちだ。最前列に座っていたのも良くなかったのかもしれない。いや、すっげぇよかったけど。

バトルガレッガが作られたのは20年前で、当然、作っていた人たちは今より20若い。私の20年前は思い出したくもない。

大東京トイボックス」で主人公モモが引きこもりの時に「ソード」をクリアするシーンがある。テレビにながれるスタッフロールを見て、これを「大人」が作ってることに気付くシーンだ。私はずっと気付かなかった。作ってる人が、大人が、仕事で、大勢が、いることを。そして、たぶん、私がずっと暮らしていた、あの地方では選択肢がなかった(言い訳。テクノソフトだってコンパイルだって地方だ)。

そして、イベントが終わると新宿駅まで走った。

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